自作で小型省電力Ubuntuサーバー組んだ。

ネットワークのお勉強がてらに組んだ。

購入部品一覧

部品 名称 値段
マザーボード DN2800MT(AA) \9480
メモリ SO-DIMM DDR3-1066 2GB(AA) \1180
HDD WD3200BPVT(AA) \5280
電源 BUFFALO 36W 12V ACアダプタ(AA) \2100
ケース ASKTECH NT-MC400i/BD(AA) \3852

計 \21892

スペック

部位 データ コメント
CPU ATOM N2800 Cedarview 2C4T CPU。自宅鯖規模なら十分。TDPは6.5Wでとても小さい。
メモリ 2G×1 4G(=2G×2)にもできるが好みで。1Wでも省電力にしたいなら1枚、メモリガンガン使いたいなら2G×2
HDD 2.5inch 320G 5400rpm 省電力志向。容量は320Gが一番コストパフォーマンス高い
ケース Mini-ITX 結構小さい。CDケースの縦横2倍と思ってくれればOK
電源 ACアダプタ 36W フルでも20wなので余裕。大体アイドルで最大容量の半分位だと電源効率がいいとのこと。
FAN ケース内蔵6cmファン 寝室で音は聞こえるが不快にならない程度の音。安定性優先で切らないほうがいいかも。何かを隔てておけばまず聞こえない。

注意点

  • DN2800MT
    • 電源がATX電源は使えずACアダプタをマザーへ直挿し。ACアダプタの端子が色々あるので購入する際は注意。確実なのはAC化キットについてるACアダプタを買う。12VのACアダプタだと比較的端子が合いやすいようだ。

      • この形が使える形状なのだが合うものと合わないものがあるから困る。HDDケース用のACアダプタは使えなかった。
    • メモリは4G(2Gx2)かつSO-DIMMでDDR3-800or1066のみ。4Gメモリが使えないのは痛い。1333が使えないのも面倒。
    • HDDはSATAポートの0番目(一番外側)に指さないとOSインストール時に認識しないことがある。
  • ケース
    • HDDの接地部分が天板直付けに近いので電源ケーブルはマザー付属のものが使えない(使えるけど根本を曲げるので耐久的によろしくない。イヤホンの根本を常に曲げながら使うと思えば分かるだろう)。4pin→HDD電源ケーブル変換を使って、HDD電源部のケーブルが枝分かれしていないものを使う。

感想

32nm版ATOM搭載で低消費電力スレによるとアイドル16w前後、MAX20wいかない。ケースの60mmFAN切ればとても静か(切らなくても不快な音では無いので寝室においても気になる音ではない)。電源ボタンが押しにくいのは×だがサーバーなので電源ボタンはめったに使わないゆえ気にならない。

インストールにHDDが認識しないトラブル(前述)にあって試行錯誤の結果centOSになっちゃった。原因は分かったのでUbuntuでもいけるが入れてしまったのでcentOSでいく。